メタボリックシンドロームの内臓脂肪は、
個人の生活の仕方により、油断すると簡単にたまってしまいます。
しかし、皮下脂肪に比べ、たまりやすく減りやすいという特徴がありますので、ためる原因となっている食生活を見直し、日常生活に適度な運動を取り入れることによって、改善することができます。
メタボリックシンドロームの脂肪に対するエネルギーの使われ方を、わかりやすく貯金に例えると、下記のようになるでしょう。
内臓脂肪:毎日の生活のための普通預金(食費や家賃などでしょうか?)
皮下脂肪:何かあったとき、いざというときに備える定期預金や積立預金(入院したり、会社が倒産?)
メタボリックシンドロームは、数々の生活習慣病を併発させます。
日本人の三大死因は、がん、心臓病、脳卒中です。心臓病、脳卒中の主な原因となる動脈硬化は、メタボリックシンドロームにより併発した生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満症)が大きな危険因子であることがわかってきました。
病気の発症の可能性は、自分が持っている危険因子に関係してくるといいます。
メタボリックシンドロームの人の、これらの生活習慣病などの危険因子を持つ人は、まったく持たない人に比べて、心臓病などになる確率が、なんと10倍近くにもなる事が分かってきました。
またこれは、自分が持っている危険因子の数と関係してくるようで、生活習慣病を3~4つ合わせて持っている人は、全く持たない人に比べて31倍にもなるという、驚きの結果がでています。
ですから、複数の生活習慣病などを持つ人は、いくらメタボリックシンドロームの病気が軽くても、動脈硬化が起きやすく大変危険で、命に関わることもあるということです。
食べ過ぎや飲酒、タバコをやめ、運動不足などを改善し、脂肪をためない生活を心がけましょう。







